2014年4月29日
4月26日〜5月2日の東北地方6泊7日の大旅行の4日目です。昨晩は車中泊でした。ここはホテルの駐車場。猫ちゃんがいます。ところで弘前の町、どこもかしこもペット駄目で公園の散歩ができなくてがっかりでした。
弘前からは東北自動車道をひたすら南下。今日の宿は釜石なので相当の距離となります。家来は覚悟を決めて走ります。盛岡を過ぎ、花巻ジャンクションから釜石自動車道へ。釜石自動車道は遠野手前で終わりとなり、そこから一般道になります。この風景は遠野の道の駅からの眺め。桜が見頃です。遠野にも見所が色々ありそうですが、今日のところは寄るのを我慢して目的地の釜石に向かいます。
釜石に到着。今日泊まるホテル横の駐車場に車を停め、釜石駅に向かいます。向こうの山(公園?)は桜まつりをやっている様子。ゴールデンウィークの東北はどこも桜のシーズンなんですね。
釜石駅に到着。意外に小さな駅舎です。これも津波の影響かしら(後でそうでないことがわかりました)。
釜石といえばラグビー。駅に並んでいた屈強そうなメンバーと記念撮影。
そしてラグビーといえば新日鉄釜石。駅の正面にあるんですね。実はラグビーのことよく分かりません。
駅前を過ぎ、「まずどこかお散歩できる場所は」と探しながらしばらく行くとまもなく公園がありました。「鈴子公園」という公園です。この公園には復興商店街というかプレハブの建物があり飲食店が並んでいました。ここでしばらく遊んで行くことにします。
私が散歩で満足したあと、家来は近くにあった「釜石市郷土資料館」に入り館内の見学をしてきました。釜石の歴史や震災の資料などを見て、とてもよい勉強になったようです。
釜石駅に戻り三陸鉄道の南リアス線に乗ります。資料館を見学したのは出発時刻に合わせて時間をつぶす意味もありました。キャリーバッグ内ならペットもOKだったので私も乗ることができました。
写真に見える表示が南リアス線の駅すべて。三陸鉄道は北から南までずっと繋がっているのだと家来は思っていたようですが、途中がなく分かれているのですね。窓の外、リアス式海岸の景色を眺めながら鉄道の旅を楽しみます。家来は車内販売の牡蠣を食べました。
南リアス線の終点、大船渡市の盛(さかり)駅に到着。大船渡の町歩きをしたいところですが、私のカートの下半分は釜石に置いてきたので、持って歩くのは非力な家来にはちょっと大変そう。勘弁してやりました。ということで、駅のまわりを少し歩いた程度になりました。
駅横にかかる跨線橋からの眺めです。線路ではなくアスファルトの道路になっています。津波で鉄道がやられ、今はBRT(バス高速輸送システム)というのがその代役を果たしているとのこと。
盛駅から再び南リアス線に乗って釜石駅までもどってきました。降りたホームでの記念撮影。暗くなってしまって残念。
釜石駅にあった鉄道ジオラマ。
ここで一旦ホテルまでもどってチェックインをします。建物の壁に見える表示は東日本大震災時の津波の到達点。実際に見上げてみるとどんなに大きな津波だったかがよくわかります。
ホテルを出て「釜石ぶらり歩き」の第2ラウンドに突入します。市街地をめぐったり、川沿いを散歩したり、「青葉公園」の商店街に立ち寄ったり、最後は昼間行った鈴子公園にある復興飲食街に。「どうせならここでお金を使いたいね」とその中の一軒の飲み屋さんで一杯やりながら釜石の夜を楽しみました。この日も車中泊でした。