萩 津和野 米子


2014年8月15日

8月9日〜16日の九州方面大旅行の7日目です。別府市内のホテルでの朝。どんな宿でも簡単に馴染んじゃうのが私の強みです。
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宿を出て駐車場に向かいます。カートに載っているのは宿用のトイレ。運びやすいように車内トイレよりふたまわりぐらい小型ですがじゅうぶん間に合ってます。これまであまり書かなかったけどワンちゃんとはここが大きく違うところ。用達しは基本専用トイレのみで、道端でなんてありません。
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別府を発った家来と私は東九州自動車などをつかって北九州市方向へ。北九州JCTから九州自動車道に入り関門海峡手前の「めかりPA」で休憩。家来はここで朝食をとりました。本州に渡ってからは今日最初の目的地、萩をめざします。中国自動車道を山口インターで降り、萩秋吉線を北上。ここは途中にあった「道の駅萩往還」です。家来はここで少し休憩。ところで防府で「萩往還」の石標があったけどこの道に続いているんだろうか。このあと間も無く「リリちゃん号」は萩の町に到着します。
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萩にやってきました。しかし残念ながらあいにくの雨。この歴史のある街並みをじっくり散歩する予定だったのに。家来だけは「萩博物館」というところを見学してきました。萩の歴史や、この町が輩出した偉人たちのことについて勉強してきたようです。私は雨を恨みながら車の中でお留守番をしていました。
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萩を発ったあと、次は津和野にやってきました。山陰地方で歴史のある町といえばやはり萩と津和野が真っ先に浮かびます。今度こそここで町歩きをしようと。写真は展示されている蒸気機関車D51。
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津和野駅の駅舎前で。
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さあ街並みを散歩しようと張り切っていた矢先、雨が本格的に降ってきました。カートを雨用装備に変えて、津和野の町の散策は続けます。
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ここが「大岡家老門」というところ。雨の中、津和野の名所を回ります。ところで寅さんで吉永小百合(歌子)さんが一時住んでいたのがこの津和野。何か痕跡がないかなと期待しましたが見つかりませんでした。「兄ちゃんは恋をしたんじゃねぇ ただ、あの人が 幸せになればいいな そう願っただけよ」(『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』より)IMG_1258

引き続き津和野の街並みを行きます。雨の津和野も考えてみればまた違う風情でいい感じ。私も自分で歩けないけど、涼しい中で町の見物ができるし。
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橋の近くにあった「鷺舞(さざまい)」の像。遠くからみたら鳥の像かと思いました。稲成神社の千本鳥居とかまだ見たいものがいっぱいありましたが、時間と雨の都合でそろそろ津和野とはお別れすることにします。
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このあと、家来も私も「初めての島根県をなるべくぐるっとしていきたい」と思い石見銀山の近くまで大回したりしながら山陰路を西に、今日の宿のある米子市を目指しました。米子市内に着いた時にはもう日が落ちていました。ホテルにチェックインのあと家来と私は恒例の夜の街探訪。歩きまわった末に入ったお店が前回の宿泊の時の店の隣。ところがこのお店では私が大歓迎され、お店に入れてもらっただけでなく奥の座敷で遊ばせてもらったりもしました。家来も安心してすっかりこのお店で長居。今日は車中泊にはなりますが、旅の最後の夜として一番の思い出になりました。
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