2015年10月10日
今日は神奈川県にある大山(おおやま)に登ります。いわゆる「大山詣り」です。東名の秦野中井インターをおり国道246号線を東へ。伊勢原駅付近で左折し北に向かうと大山の麓に着きます。車を少し離れた駐車場に停め、ケーブルカーの駅を目指します。

「こま参道」という長いお店屋さん通りを登ってケーブルカーの「山麓駅」に到着しましたが始発は9時でした。まだ1時間近くあるので歩いて行くことにしました。ケーブルカーの終点にある下社まで行くのには「男坂」と「女坂」の二つのルートがあるのですが私は女の子なので女坂を選びました。

坂にはいくつかの名所(「女坂の七不思議」)があるので楽しみにして進んでいきます。家来ももっとハシハシ歩いてね。

大きな石を見ると上りたくなります。猫ちゃんの性(さが)なのでしょうか?

ここが「女坂の七不思議」のその一、「弘法の水」です。詳細は別途調べてください。

山腹にある「大山寺」というお寺。その脇にあったお堂です。

1時間ほど歩いた辺り、始発のケーブルカーが目の前を登って行きました。やっぱりケーブルカーを待てばよかったかしら。

女坂を登りきりやっと下社のあるところに到着しました。ここまで2時間近くかかりました。二人にとってはもうこれだけで十分な登山です。

これが山頂の上社に続く道への階段。この時点ではまだ登るかどうか決めかねていました。

まず、阿夫利神社(あふりじんじゃ)の下社にお詣りしました。

ちょっと悩んだあげく結局上まで行くことにしました。「のんびり登っている余裕はない」と、私はキャリーの中に入れられ大半は家来の背中でした。本当は出て歩きたくて仕方ありません。所々で家来の休憩がてら私もキャリーから出て散歩しました。

ずっとおんぶというわけでありません。こういう悪路は私の出番。家来が足手まといになります。

二人で協力しながら、なんとか山頂に到着しました。結局2時間半ぐらいかかりました。山頂は大変な人出です。考えてみれば、たくさんの人に追い抜かされたものね。

山頂にはゆったりできるスペースが多少あります。家来は上社の隣のお店の行列に並んで買った昼食を食べ、私は緑の中の散策を楽しみました。

当初の予測より遅くなっているので山頂を早々に離れ、下に向かって急ぎます。時折ある休憩場所では私も外に出してもらってリフレッシュ。山道では無造作に休むと通行の邪魔になるからです。

寄り道のスペースがあれば長くならない程度の道草も。

やっと下社のあるところに到達しました。今、下りのケーブルカーを待っているところです。家来は下りの際に足にダメージを受けた様子。登りは疲労だけで済むけど、下りはそれ以上大変みたい。最後の石段は後ろ向きになって降りていました。私も高いところから降りるのが苦手なのは、そういうことかしら。

ケーブルカーに乗りました。帰りのケーブルカーの二人の切符です。降りる時に渡してしまうので記念に撮影しました。

信仰の山なのに、このケーブルカーは未来的でカッコいいですね。

帰り道、「こま参道」を抜け出た辺りです。

今日の宿は品川駅の近くのホテルです。チェックイン後、六本木にやってきました。ここから、ぶらぶら歩きながら渋谷方面に向かって、いいところがあったら入る予定です。

結局渋谷まで来てしまいました。渋谷駅の近く、道玄坂下のショットバーに入りました。私も同席できました。マスターとは先週登った高尾山のことが話題になっていました。この後、品川のホテルに帰りました。今日も私は車中泊。
