2014年11月8日、9日
紅葉が美しくなるこの季節。今日は高野山にやってきました。和歌山県の地を踏むのは私も家来も初めてだと思います。残すは北海道と沖縄だけかな。学校の校庭の臨時駐車場に車を停め金剛峰寺方向に向かいます。
金剛峰寺の入り口までやってきました。行く手には美しい紅葉。
本堂です。修行のお坊さんかな?熱心にお勤めされています。
「こうやくん」と記念写真。この後も境内の行けるところだけですが見学しました。私はてくてく歩くのは控えています。
境内にあった天皇、皇后両陛下が植樹された「高野槙」。
金剛峰寺を出て奥の院方向に足を運びました。正面に見える建物はビルマ戦没者供養塔です。
奥の院表参道に入りました。静寂で神聖的な雰囲気です。
私も時々カートを降り、参道のまわりの自然に親しみました。
参道の両脇には歴史上の人物のお墓が並んでいます。これは武田信玄と勝頼のお墓。
参道の終点、御廟橋から先は「弘法大師御廟」がある最高の聖域になるのでペットはNG。ここは橋の手前を右側に折れた水向地蔵のある場所です。
しばらく進んで赤い橋を渡ると「英霊殿」がありました。太平戦争の戦死者をお祀りするところだそうです。
奥の院からの帰りはこちらの参道を歩きます。多種多様なお墓が並んでいました。
その中で見つけた「動物供養塔」。供養されているのは十二支だけ?猫ちゃんも仲間に入れてね。私は当分関係ないけど。
奥の院から帰ってきた後、私と家来は「女人堂」を見たくなり、そちらの方向に向かいました。道中で車の下に猫ちゃん発見。
金輪塔という塔を囲んだ見事な紅葉風景が道の左手に。
女人堂は少し坂道を登った先にありました。昔だったら私はここまでしか来られないのね。
女人堂から引き返し、金堂などが立ち並んでいるところに向かいます。
「壮麗」という言葉がふさわしい金堂の前で記念撮影。このあたりには由緒があって美しい建物がたくさんありました。写真もたくさん撮ったのですがここでは省略します。
高野山を後にして、今日の宿のある和歌山市方面に向かいました。途中で猫の駅長で有名な和歌山電鉄貴志川線の貴志駅に寄って「たま駅長」に会おうと思ったのですが、駐車スペースが簡単に見つかりそうもなく、前を通過しただけになりました。その後、和歌山市内に入りました。和歌山城に行くため、向かいの岡公園の駐車場に車を停めました。そこに展示されていたこれは昔市内を走っていた路面電車だそうです。
和歌山城公園に入りました。
もう夕方なので天守閣までちゃんと行き着けるか一抹の不安もありましたが、奥に入って行きました。
途中に並んでいたテントの列。お花関係のイベントかな?
伏虎(ふっこ)像。江戸時代、和歌山城は別名「虎伏竹垣城」と呼ばれていたそうです。私の遠い親戚なのでご挨拶をしました。
頂上にある天守閣をめざし登っていきます。
そして天守閣に到着。さすが徳川御三家のお城。立派な天守閣です。ここでしばらく散歩しましたが、もう観光客がほとんどいないので気楽な反面、寂しい感じもしました。
お城のある頂上を降り、公園の周囲を回ってから駐車場まで戻ることにします。その中で出会った白い猫ちゃんと黒い猫ちゃん。
和歌山城を出て、この日のホテルでチェックインします。ところが何かキャンペーンの当たりとのことで宿泊料が無料になったとか。家来が喜んでいました。これは私がいつもいい子にしているから猫ちゃんの神様のおかげだと思います。これからもカリカリが気に入らない時の「ちゃぶ台返し」をできるだけしないよう努力することにします。チェックイン後はまたまた夜の街に出かけました。
そしてたまたま立ち寄ったイタリアンのお店。私はここで大歓迎されました。どこに座っているかというと・・・。
お店の奥のボックス?席。お店の中を自由に探検(キッチン部分は自粛)しました。さらに続々とお客さんが入ってくるとみんなのお相手もしました。その接客の腕に自分でもびっくりする程。「このお店のホステスさんに」とリクルートされましたが、家来の面倒も見なければならないので丁重にお断りしました。
今日は車中泊なので家来と私はこの店で遅くまで一緒に過ごしました。基本はお店の一角で待っていたのですけどね。和歌山県初めての夜を迎えます。
翌日は紀伊半島をぐるりと回って帰りました。雨のため私はほとんど車の中でした。