2015年11月6日
11月6日〜7日の竹田城址、倉吉方面への1泊の旅1日目です。今日は「天空の城」として有名な兵庫県朝来(あさご)市にある竹田城址にやってきました。
「山城の郷」という道の駅風の施設にある一般車用駐車場に車を停め、竹田城址に向かいます。実は駐車場からは城址への登り口行きのバスに乗れるのですが、ハイキングも兼ねて歩いて登ることにしました。バスや一般車以外の車は通る道なので、安全のため私は家来の背中にいます。
かなり歩いた後、城址に登る道の始まるところに到着しました。バスもここが終点です。私もここで外に出ました。さあお城に行きましょう。
この道は「大手門コース」という遊歩道として整備されているため、とても歩きやすくなっています。
ここが城址の入り口(有料)になります。ゲートのところで入場する猫ちゃんは私が初めてと受付の方に言われました。戦国時代はどうだったかしらね。
お城に登る階段を進みますが、ここで一休み。「道の真ん中で休憩すると他の人の迷惑になるよ」と家来に注意されました。「猫ちゃん踏んじゃった」されないように気をつけなきゃ。
城址に到着です。まずは周りの風景を見て二人は感激。
登ってしばらく経ちました。家来は周りの風景や城址に並ぶ石垣にいつまでも見とれていますが、私は横になって一休みが幸せ。
眼下には竹田の町がよく見えます。雲海に浮かぶ城址の姿が有名な風景ですが、早朝にしか見られないようです。逆に今は天気が良すぎて何もかもくっきり。中途半端でないのところがラッキーと思いました。
四方の眺めを楽しみながら散策を続けます。見学ルートは決められているので、その範囲においてですが。
しばらく歩き石垣の陰でまた一休み。
「見学順路」に沿って歩いてきましたが、そろそろ終わりかな。
城址を離れ、下の方に向かいます。緑に包まれた下りのコース。
登って来た時の道に合流しました。きっとピーク時の人出はものすごいので上手にコントロールしないといけないのでしょうね。
帰りの遊歩道でまた休憩。側溝の中。ここなら他の人の通行の邪魔にならないはず。
今日の宿は鳥取県の米子にしました。ホテル横の駐車場に車を停め、米子の街を歩くことにします。米子は過去2回来たのですが、いずれの時も宿泊が主目的で夜の繁華街しか歩いていません。お城(跡)なども見たいと思っていました。まずJR米子駅にやってきました。夜に来た時には気づきませんでしたが、「山陰鉄道発祥の地米子」の碑。それと並んで蒸気機関車の車輪がありました。
町の西のはずれにあり米子城跡がある湊山公園にやってきました。駅前から歩いてきた関係で最初は球場横の方から山の方をめざしました。城址に向かう道を見たところカートでは無理と家来が判断。このルートはやめて別のところを探すことにしました。
中海沿いにやや広い道がありました。ここから行けば楽に登れそうと思い、この道を南方向に進みました。ちゃんと舗装されていてカートを押している家来は楽そうです。
木立の間から中海が下の方に見えます。だんだん登ってきたようです。道には部活の高校生のグループがたくさん走っています。
南の方で道が東向きになるあたりお城の方に登る道がありました。少し登ったところに見晴し台があったので、ここで景色を眺めながら休憩することにしました。この上に登っていくとお城の跡に行かれるようでしたが、険しくて簡単そうではないのであきらめました。
城址を見るという方針を変えて中海湖畔を散策することにしました。この道は河口まで繋がっています。歩き続けて山陰道の橋のたもとあたりまで行って戻ってきました。
中海湖畔沿いの道を歩き、湊山公園の広場があるあたりにやってきました。
湖の景色を眺めながら私も歩きました。そろそろ夕暮れ。
日が落ち公園内は薄暗くなってきました。私にはちょうど良い明るさですが、暗いところを怖がる家来はここから出たそうな様子。
これから米子の繁華街を探訪します。今日はJR富士見町駅の方にやってきました。米子駅前と別にこちらにも繁華街があるようです。
富士見町駅まで行った後、表通りから離れ、いくつかの商店街を歩きましたが夕方でどこも人通りは少なくなっていました。そんな商店街の一角にある広場に展示されていた「現存する最古の客車」。家来も私も鉄道オタクではないですが記念に一枚。
米子に宿をとったのは私が同席できるお店があることも理由です。前回お世話になったお店にまた家来は入りました。他のお客さんがいる間は…と遠慮していたのですが、外で待っていた私に気づいて途中で入れてくれました。家来はここで夕食を食べ、お酒を飲みました。
お店を出たあとも私が夜一人でいる時間が少なくなるよう家来は遅くまで駅前で付き合ってくれました。