長浦(千葉) 新橋 築地


2012年10月7日

10月6日〜8日の東京2泊の旅行の2日目です。今日は東京を一旦離れ、かねて行きたいと思っていたところの一つ、つげ義春の『やなぎ屋主人』の舞台のモデルとなった千葉県の長浦という駅にきました。ここが千葉県袖ヶ浦市にあるJR内房線の長浦の駅前です。
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時が流れ過ぎたため、駅の雰囲気は『やなぎ屋主人』の漫画の世界とはかけ離れた感じです。この後、「やなぎ屋」のモデルとなった食堂を探しに行きました。これらしいと思った店はあったのですが確信は持てませんでした。漫画の舞台の世界が残っているとは思っていないけど、それでもそこに行って現地に立つことで満足感を得られるのだと家来は言っていました。実はこの話の後半には海辺で猫ちゃんも登場するのですが、そのあたりは埋め立てでもうすっかり変わっているようなので海に行くのはやめたようです。
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家来の好みに付き合わされたマニアックな話は以上で終了。再び東京に戻りました。ここは新橋駅前、蒸気機関車が展示の前で。
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新橋駅から汐留方面へ。日本テレビ、ゆりかもめの汐留駅などこのあたりを徘徊した後浜離宮へ。ここはペットNGなので入り口までで我慢します。
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浜離宮を離れ、築地市場にやってきました。
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市場前を過ぎ、人で賑わう場外市場めぐりをした後、隅田川にかかる勝鬨橋までやってきました。ここまで来てやっと私の出番になります。
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隅田川沿いを散歩します。東京湾に近づくと川の雰囲気もかなり違ったものに。
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上流に少し行ったところにある小さな公園を散歩。
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勝鬨橋から築地市場方面にもどり、隣の築地本願寺も見ました。中はダメなので入り口まで。写真は道の反対側に渡ったところで撮ったもの。
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この後は日比谷公園に行き、公園内をゆっくり楽しみました。


蔵王温泉 玉梨温泉 只見


2012年8月16日

8月14日〜17日の東北への旅3日目です。蔵王温泉での朝、地図を見ながら今日のルートを検討中。
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今日は、つげ義春に因んだ玉梨温泉をめざします。5月に行った木賊温泉と(漫画では)縁のある温泉です。漫画「会津の釣り宿」の中では正確には玉梨温泉に泊まったとは言えないのですが、玉梨温泉あたりの様子も見ておきたいという家来の希望。まずは温泉のある奥会津に向け山形県を南下します。写真は米沢をしばらく南に下ったところにある「道の駅田沢なごみの里」にあった草木塔という石塔です。
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玉梨温泉に着きました。一軒宿がありますが、漫画の舞台はもっと山を登った民宿のようなところですので通り過ぎます。HIMG0786

隣を流れる野尻川。ごろんごろんとした川の中の石は、漫画のストーリーにも絡んでいます。その宿の手がかりを持っていた訳でもないので、しばらく道を奥に進んだところでUターンして帰りました。
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玉梨温泉から離れ、只見川沿いを南下すると只見町に入ります。
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只見川のダム湖を望む展望台で。
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只見からさらに進むと新潟県。写真は魚沼市「道の駅いりひろせ」というところです。この後、小出インターチェンジから関越自動車道に入り、上信越道、長野自動車道と継いで松本市内にへ。松本での夜は深志にある飲み屋さんで楽しいひと時を過ごしました。旅3日目の終わりです。HIMG0794


芦ノ牧温泉駅 木賊温泉 


2012年5月4日

4月29日〜5月5日の「東北地方大旅行」の6日目です(7日目は未明に着いたので実質上の最終日になります)。会津若松市内のホテルを出て昨年来た鶴ヶ城を再び訪問。ひと回りした後、会津若松を出て、南に下り「ねこが働く駅」で有名な会津鉄道の芦ノ牧温泉駅にやってきました。駅を訪れた観光客の皆さんが私を見て「ここで働いている猫ってあなた?」と言った表情。いいえ私は一介の観光客です。
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小さな駅前広場には様々なものが展示されていて、ちょっとした博物館のよう。私も見学します。
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鉄道車両の展示もあります。駅前広場でたっぷり遊びました。駅長さんのバスはどこかに巡回中のようで、会うことができませんでした。次はお目にかかりたいね。
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芦ノ牧温泉駅を後にし、またまた「つげ義春ゆかりの場所」である木賊温泉(とくさおんせん)にやってきました。木賊温泉はつげ義春の漫画では「会津の釣り宿」という玉梨温泉を舞台にした物語の最後の一コマに登場するのみですが、漫画とは別に趣のある絵が残されています。
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家来はここで漫画に登場したような川に面した共同浴場に入ってきました。つげ義春が木賊温泉で撮った写真にお墓が映りこんでいるのを覚えていますが、もしかしたらここかな(写真)。時が流れ過ぎてよくわかりませんが。
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木賊温泉を出た後は、檜枝岐(ひのえまた)まで足を伸ばしました。「檜枝岐歌舞伎」などで有名な地です。見ていくべきものが多いとは思いましたが、時間もないので中土合公園に少しのあいだ立ち寄ったのみ。帰りの道中へと急ぎました。
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この後は一路東京へ(正確に言うと宇都宮で立ち寄り温泉を求めしばらくさまよったのですが)。家来はお台場の大江戸温泉物語で一風呂浴びて運転の疲れを取ったようです。結局泊まるところが確保できなかったのでそのまま帰路につき、途中で車内で仮眠したりして家には翌日未明に到着。長かった東北地方への大旅行はこれで終わりです。


姥湯温泉 早戸温泉 会津若松


2012年5月3日

4月29日〜5月5日の「東北地方大旅行」の5日目です。今日も私の登場する画像なしです。山形市内のホテルを出て米沢に向かい、国道13号線を東に向かい、姥湯(うばゆ)温泉を目指します。「秘境度満点」の温泉であることを調べていたので家来は訪ねることにしたようです。姥湯温泉は山を登った上の方にあります。道中は急峻な山道。雨でさらに危なさが増し途中で立ち往生してしまうのではないかとの不安がよぎる中、やっと目的地に到着。駐車場から温泉宿にもしばらく歩く必要があります。私は車の中でお留守番。家来が帰ってくるのを待ちました。
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少し雨模様でしたが家来はなんとか露天風呂に入ってきたとのこと。露天風呂は宿の建物の前を横切った先の山道ぞいにあり、自然そのままという感じの期待通りのところだったようです。家来が帰りがけに宿のあたりから駐車場方向を撮った写真です。激しい雨が降った後で川には濁流が勢いよく流れています。
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今日のこの後の目的地はつげ義春に縁のある西山温泉と早戸温泉。どちらも奥会津地方にあるので、会津若松方面行きの道から逸れ、カーナビに頼り只見川方向を目指しました。途中、一度泊まりたいと思ったことのある柳津温泉に寄り道し様子を確認しました。柳津をしばらく南に行ったところで只見川沿いの国道252号線から脇道に入りずっと山の中に入ったところに西山温泉があります。つげ義春が描いた西山温泉の風景はどこだろうと探しましたが、この旅館じゃないかな。
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それらしいところがあったので満足し、次は早戸温泉に向かいます。こちらは一軒宿なので探す必要はなさそう。元来た山道を下り、国道252号線に入ってから南へ向かい早戸温泉に着きました。ここ「つるの湯」は立ち寄り可能な温泉なので家来は入ってきました。向こうに見える建物からエレベーターで降りた下の川べりに温泉があったそうで、つげ義春の描いた絵のような光景をいくつか見ることが出来、満足したようでした。
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今日の宿、実は予約していなかったのですが、なんとか会津若松市内に見つけました。写真は会津若松駅。雨模様のため夜の会津若松には家来一人で出かけていきました。私は車中泊でした。
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川治温泉 二岐温泉 塔のへつり


2012年4月30日

4月29日〜5月5日の「東北大旅行」の2日目です。水戸を出た後、北関東自動車道で栃木県に向かいます。途中、笠間パーキングエリアで小休止。
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北関東自動車道から東北自動車道へ。東北自動車道の宇都宮インターから日光宇都宮道路で今市へ。今市から国道121号線で鬼怒川温泉方向へ北上。これは何度か通ったお気に入りのコースです。今回は鬼怒川温泉の北に位置する川治温泉に立ち寄りました。日帰り温泉の露天風呂は川岸の洞のようになっていて反対岸から丸見えになるようなところでした。

川治温泉を出て北に進み、福島県に入ります。会津田島を経てさらに北上。つげ義春の影響で行きたくなった岩瀬湯本温泉、二岐(ふたまた)温泉をたどるのが目的です。湯野上温泉に来たところで右折し国道118号線に入ります。正確に言うと121号線がここまでで118号に合流するような形ですが「地形上」では右折になります。国道118号線を東に向かい、二岐温泉、岩瀬湯本温泉方面を目指します。つげ義春の書いた文の中では道中このあたりは本当に貧しいところのような印象ですが今その面影を見ることはできません。車は二岐温泉に入る道を南に見ながら通り過ぎ、先に岩瀬湯本温泉に向かいました。岩瀬湯本に到着。つげ義春の描画した「有名な風景」を探しながら、ぐるりと車で廻りましたが、車を止める適当な場所が見つからず短時間で戻ってきました。戻る途中先ほど通り過ぎた二岐温泉への道があります。左折してこの道に入り、しばらく南下すると二岐温泉に到着します。二岐温泉の方はその名前のまま漫画になっているので一般の人にも知られているかもしれません。漫画のモデルとなった湯小屋旅館の入り口にきました。私は近くの駐車場の車でお留守番。この先は家来から聞いた話で進めます。漫画では湯小屋旅館は温泉のはずれの方になっていたと思いますが、現在では先に温泉街が続きます。この温泉地も近代化されていて多分当時の姿とは大きく変わっているのでしょう。
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谷底に下る道があって降りていくと湯小屋温泉の建物がありました。漫画にあったのと同じ看板や説明書きの文字。家来はここで温泉につかり帰ってきました。内温や漫画でサルがつかっていた川辺の露天風呂につかりとても良かったそうです。
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湯小屋旅館のひとときで家来が満足したようなので、次は塔のへつりに行くことにします。「会津西街道」に戻って少し逆行したところに塔のへつりはあります。会津鉄道の湯野上温泉駅から南へ一駅目が「塔のへつり駅」となります。塔のへつりにやってきました。
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「へつり」とは急な崖を意味するこの地方の言葉だそうです。浸食と風化により出来た地形とのこと。
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しばらくこの不思議な景観を楽しみました。(吊り橋を渡り写真に見える反対側の洞のところにも行きました。)この後、2日目の宿がある沼尻温泉へ向かいました。
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沼尻温泉に到着。見覚えのある宿周辺を散歩しました。
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丹沢 塩川の滝 七沢温泉


2012年4月15日

今回もつげ義春感化シリーズ。『貧困旅行記』に収められた「丹沢の鉱泉」という一文の痕跡をめざし日帰りの旅に出ます。

実は「丹沢の鉱泉」に書かれている別所鉱泉や宮ヶ瀬ダム(執筆当時はまだダムが出来る前)にしばらく前に来たのですが、記事にするような写真を撮ることもできず紹介はしませんでした。今日はその一文の後半に登場する塩川鉱泉、塩川の滝を目指してきたという訳です。

中津川沿いのこの地域、作中では「広々とした川原は無数のカラスが舞い不気味な声をあげている。ゴミが散乱して荒涼としている。」(『貧困旅行記』収録「丹沢の鉱泉」より引用)と評されていましたが、今はその面影はありません。最初、塩川の滝の場所がわからずしばらく周辺をさまよった(それも思い出深いひとときでしたが)あと、やっとこの入り口に到達することができました。車で奥までいけそうなのでそのまま進みます。
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滝の少し手前に駐車場があったのでそこに車を停め、滝に向かって歩きました。
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塩川滝のいわれの看板。宗教にまつわる歴史があるとのこと。HIMG0490

進んでいくと祠があります。
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滝が近づいてきました。音が大きいので耳は警戒モードに。
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これが塩川の滝。神聖な雰囲気を感じるてしまうのは、つげ義春がここで親鸞の言葉に触れたことを覚えている所為なのか。
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滝を見たところで駐車場にもどります。
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塩川の滝を出た後は、作中で名前は出たものの実際には行かなかった七沢温泉に来てみました。七沢温泉は桜吹雪に包まれていました。桜の中をしばらくお散歩。家来はここで立ち寄り湯に入ってきました。この宿は猫ちゃんの宿泊もOKなそうで、次は泊まりに来たいなと思いました。
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奥多摩の御岳山 嵯峨塩鉱泉


2012年3月4日

御岳山(みたけさん)

今回もつげ義春『貧困旅行記』追体験(時間の経過が激しい)の旅。といってもあまりマニアックな内容にはなっていません。

道中は省略。東京の奥多摩にある御岳山にやってきました。『貧困旅行記』の「奥多摩貧困行」の舞台の一つです。青梅街道の御岳駅付近から多摩川を南に渡ると御岳山岳鉄道(ケーブルカー)の乗り場「滝元駅」に着きます。今回は「登山」なのでカートでなくリュックサック型のバッグに入っての登場です。
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ケーブルカー発車を待つ間。駅周辺を少し散歩して時間をつぶしました。
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ケーブルカーで山を登ります。登山道も並走していて、その様子も時折見えます。
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山上に到着したところで記念撮影。高所なのでかなりの積雪でした。
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山の上全体が御岳神社の門前町といった感じ。空中都市の趣です。早速散策します。
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途中にあった大きなケヤキの木。「神代ケヤキ」というのだそうです。この先には商店街もありました。
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御岳神社につきました。ここの神様はワンちゃんだとか。猫ちゃんだけどご利益よろしくお願いします。
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山の上は神社や集落となっているエリアがとても広く、基本的には「普通の道」なのでたっぷり散歩が楽しめました。
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ここから都心方面が見えるそうですが、今日は曇り空で残念でした。
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さすがワンちゃんの聖地への足となるケーブルカー。ペットコーナーがしっかりあります。おかげであまり気がねせず乗車することができました。
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ケーブルカーで滝元駅まで下り、御岳山を後にしました。
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嵯峨塩鉱泉

御岳山を後にし、帰りがてら嵯峨塩鉱泉によることにしました。先週来た時は日帰り入浴時間の開始までには時間がありすぎて諦めたので、今度こそはとの家来の希望。
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私は駐車場で待っていましたが家来は一人で温泉に入ってきました。川沿いにあるお風呂だったそうです。『貧困旅行記』当時とは違うのかもしれませんが、なんとなくその感じを味わったとのことです。嵯峨塩鉱泉の一軒宿「嵯峨塩館」の全景はこんな感じ。
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写真には写っていませんが、私もこの周辺を散策しました。
HIMG0432御岳山、嵯峨塩鉱泉の日帰り旅はこれで終わりです。途中、東名高速道路の富士SAで休憩時の一枚。
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須川宿 水上温泉


2011年12月29日

12月29日〜31日の群馬温泉旅行の1日目です。去年と同じ水上温泉の宿に2泊し、そこを拠点にあちこち行くことにしました。二人連れで泊まれるところは限られてくるので仕方のないことですね。

道中は省略。写真のここは三国街道にある須川宿というところです。なぜここに来たかというと例のつげ義春が『ゲンセンカン主人』という作品を書いていてその舞台となった湯宿温泉を見に来たためです。湯宿温泉では車をゆっくり停めるところもなくさっと通り過ぎて見ただけになってしまい、そのまま足を伸ばしてきたのがここです。足を伸ばしたと言っても実はつげ義春が湯宿温泉よりさらに奥に湯平温泉という温泉があること紹介した一作品(漫画でなくて)があって、そこを見に行こうとしたことが事のきっかけです。結局よくわからないので諦めて戻ってきて、途中にあったのがこの須川宿という三国街道の宿場だったのです。湯宿温泉からいうと川を渡り、山の方に登ってきたところにあります。HIMG0189

須川宿は「たくみの里」として「手作り体験」が楽しめる観光地となっていました。旧宿場の面影を残した雪の須川宿をしばらく探索しました。
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水上温泉の宿は去年と同じところ。去年と違うのは初日から雪に包まれていたことです。ついてから早速、雪の温泉街を早速散歩しました。道中には廃業してしまった大型ホテルのビルがあって諸行無常を感じたりもしました。鬼怒川温泉でもそうだったかな。
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散歩コースのはずれあたり。さすがに雪道だと降りて歩くのは冷たいよね。
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大東崎 大原漁港


2011年12月11日

12月10日〜11日の房総半島への1泊旅行の2日目です。朝一番の散歩は近くの大東港にやってきました。
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しばし海辺の散歩を楽しんだ後は宿の裏にある丘に登りました。
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小さな散歩コースがあって楽しく過ごしました。
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今回の宿はこんな感じ。岩風呂とヨード湯があるのが特徴。猫ちゃんもいるのだけどちょっと顔を見ただけでした。
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宿を出た後は大原漁港に行ってみました。あまり、見るものもないので早々に引き上げJR大原駅も見ていくことにしました。大原はつげ義春には縁のある地で作品にも登場します。HIMG0173

大原の後は房総半島の南端まで海沿いに走り折り返してきました。ここは久留里というところ久留里城があります。寄ってる時間はないので通過しただけでした。HIMG0180

帰りも海ほたるで一服。房総半島初めての旅でした。HIMG0183


アクアライン 養老渓谷 大東崎


2011年12月10日

12月10日〜11日、房総半島1泊2日の旅の1日目です。

少し前の記事でも書いたように家来はつげ義春マイブーム。今日は『貧困旅行紀』に触発され養老渓谷に向かいます。富士山も綺麗に見える絶好の晴天です。
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千葉には東京湾アクアラインをつかいます。実は私アクララインは小さい時に通ったので2回目。でも前は車の中だったので記憶はありません。HIMG0124

海ほたるで休憩。時間が早かったのでラクに入れました。HIMG0126

海ほたる内を探検中。HIMG0129

実は先週の寸又峡のとき、外したハーネスをどこかにしまったのが見つからなかったので今日は臨時のハーネスです。一緒についてた伸縮タイプのリードもないのでちょっと行動が制約されてしまいます。。HIMG0130

房総半島を中ほどまで進み、養老渓谷に辿りつきました。ここが駐車場。ここを管理されているご夫婦にも大変親切にしていただきました。HIMG0135

渓谷は屏風状の山の反対側にあります。ここがいわば「千と千尋の神隠し」のトンネルにあたります。トンネルの向こうが楽しみ。HIMG0137

つげ義春が宿泊したという「川の家」。作中ではあまり良く書かれていなかったけどね。当然今は違うでしょう。とにかくあるのが確認できて家来は満足のよう。立ち寄りはしませんでした。HIMG0138

渓谷の道を北方向に散歩です。HIMG0140

途中、川を渡る飛び石のようなところもありましたが、全体に道は整備されていてカートでも楽でした。「弘文洞跡」とか名所を訪ねがらのハイキングで満足できました。HIMG0147

渓谷から戻った表側の道で猫ちゃんの置物と記念写真。HIMG0151

養老渓谷を出て、次は今日の宿のある大東崎に向かいます。大東崎は房総半島の東海岸。半島横断の残り半分の道中にあたります。そうして到着した大東崎の灯台。この近くでもしばらく遊んだ後、宿に向かいました。HIMG0154