大室山 下田 天城峠


2017年5月1日
ゴールデンウィーク中の「平日」なので多少は混雑もましかなと思って家来と伊豆半島に遊びに来たよ。

大室山

最初の目的地は伊東市にある大室山。私は高いところに登ってお散歩するのが好きだよ。ここは大室山のリフトの乗車口。ペットは抱っこ出来れば乗ることが出来るよ。私の料金は無料で、家来の往復料金は500円だったよ。さあ、それでは出発。

リフトに乗ってる最中。ちょっと怖いのでバッグの中に入って顔だけ出しているよ。

山の上に到着。火口跡の窪みの周りがぐるっと遊歩道になっているよ。私はちょっとはみ出して草の上のお散歩だよ。ちなみに私たちは時計回りで歩きました。お散歩風景はYouTube動画にアップするので楽しみにね。

火口跡にはアーチェリー場があるよ。途中には神社も見えます。

大室山は大地にポコっととび出た感じなので360度の見晴らしは最高だよ。今日は曇り気味なので見通しはいまいちだったのが残念だね。

ガイドのパネルを頼りに景色を見たけど、やっぱり遠くの方は見えません。

途中に並んでいるお地蔵さん。「八ヶ岳地蔵尊」と言って海の安全を願ってつくられたそうです。

火口をはさんでリフト駅のちょうど反対側あたりにある頂上。晴れ渡っていたら富士山が綺麗に見えると言うのでホントーに残念だね。

前のお地蔵さんたちのちょうど反対側ぐらいに並んでいるお地蔵さんたち。こちらは「五智如来地蔵尊」ということです。

安産と縁結びのご利益があるとのことだよ。

リフト乗り場までもう少し。晴天じゃないけど結構紫外線が強くて日陰もないので私にとってはここはあまり長くいたくない場所だよ。早く下に降りようよ。

リフトで山麓に向かいます。

下田

次に来たのが下田です。今日は時間の関係でペリーロード中心に遊ぶことにします。最初は下田公園を目指して来たんだけど駐車場が小さくて満杯なので、一旦商店街のコインパーキングに車を停めて、下田公園方向に歩いて来ました。ここは小説『伊豆の踊り子』の「別れの汽船のりば跡」だよ。小説のシーンに感情移入しないと「ああそう?」で終わっちゃうだけの場所かな?

下田公園の近くまでやって来ました。ここは「ペリー艦隊来航記念碑」のある広場。港に面したベンチに腰掛けます。

目の前に広がる港の風景。「巨大な港湾」とちがった趣があるね。

ここは小さな広場だけど緑があってホッと出来る場所だよ。

向こうにあるのが「ペリー艦隊寄港記念碑」。家来は「ペリー=黒船=浦賀」っていう単純な知識しか持っていないみたいんだけど、その辺の関係は他の資料で調べてね。

この広場でしばしドライブの疲れをとりました。(ところで、よく見ると周りには1日500円の駐車場が並んでいます。)

下田公園はどうやら高いところまで登らなければいけないみたいなので家来は敬遠。公園の東側の入り口に当たる場所にやって来ました。ここが「ペリーロード」の出発点になります。

先ほどの場所のすぐ隣にある「旧澤村邸」です。無料で見学出来るようですが、ここには入らなかったよ。それからこの隣に稲荷神社があったので、そちらにはお参りしたよ。YouTube動画には入っているのでぜひ見てね。

スタート地点から「ペリーロード」を望んだところで記念写真。今日はゴールデンウィークのはざまでなのか人出は少ないね。人混みの苦手な私にとってはちょうどよかったよ。

ペリーロードは平滑川(ひらなめがわ)沿いに延びた道です。全長は700mぐらいだそうです。

歴史的な街並みとおしゃれなお店が融和したような通りだよ。

「ペリーロードの終点」、了仙寺(りょうせんじ)に着いたよ。ここであたりの雰囲気が変わってちょっと一安心、バッグから出て歩くことにしたよ。

お寺の境内だけあって緑は豊富。お散歩にちょうどいいね。

境内の奥の方にあった「了仙寺横穴遺跡」。古墳なんだそうです。

ペリーロードを離れ、商店街もぐるりと歩いてみました。

ここは森斧薬局跡。足湯があるそうなんですが、中には入りませんでした。

銭湯風の温泉もあったよ。時間があればもっともっといろんな見所があるみたいなんだけど今日のところは本当に駆け足でまわりました。多分、夜になると港町の風情が色濃く出てくるでしょうね。

商店街を一回りした後、再びペリーロードにやって来ました。先ほど通らなかった反対岸も歩きたかったからです。

川沿いに展示してあった大砲。言われなど書かれていないので、特に歴史的な関わりのないただの雰囲気作りに置いてあるものなのかしら?違っていたらごめんなさい。

旧天城トンネル

下田を後にし、次は天城峠を目指します。車に乗った途端に雨が降って来て危機一髪で難を逃れられました。天気予報で昼頃からの雨は心配していたんだけどラッキーだったね。旧天城トンネルには新天城トンネル手前で旧道に入ります。本当は一回通りすぎて新トンネルを抜けたところで引き返したんだけどね。

細い未舗装の道をしばらく走った後、旧天城トンネルに到着。私は暗いところが得意なので中に入ろうとしたんだけど、吹き抜けてくる風が冷たくて強いので怖くなってやめちゃったよ。

トンネルの中はやめたけど、入り口の周辺をお散歩したり一休みしました。この後、車に乗ったところで再び雨が降って来て、奇跡的に2回続けて難を逃れることができたよ。

浄蓮の滝

新天城トンネルを抜けてしばらく走り、「天城越え」もう一つの名所、浄蓮の滝にやって来ました。『伊豆の踊り子』の像の前でまず記念撮影。ところで天城越えというと、川端康成の『伊豆の踊り子』、松本清張の推理小説『天城越え』、そして石川さゆりさんの「天城越え」と色々なイメージがないまぜになって、ちょっと定まりのないイメージだねって家来は思っているみたいだよ。

滝のある谷底に降る道を歩きます。結構長いので家来の帰りの体力がちょっと心配。

新緑に包まれた浄蓮の滝にやっと着きました。石川さゆりさんの歌碑もあります。私は滝と川の織りなす水の風景より周りの緑の方が気になります。

滝から降った川では鱒釣りで遊べるようになっています。

以前よりは慣れてきたけど私、滝の音はちょっと苦手だよ。ということで、滝からちょっと離れたところで記念写真。

滝を見学した後、すぐ上にあるお店で家来は鮎の塩焼きを買いました。350円だったよ。鮎さんと並んで記念撮影。

階段を張り切って歩きすぎて疲れがどっと出てきちゃったのでここでお昼寝。(家来「リリちゃんはどこでもすぐお昼寝できて羨ましいな。」)

その後、長い階段を休み休み上って駐車場を目指します。でも途中にある祠の横の石垣の上が気に入って動きたくなくなった私。家来と「帰る、帰らない」で結構もめたんだけど、最終的には強制連行されて帰ることになったよ。ということで伊豆の旅はおしまい。

動画をたっぷり撮ったのでYouTubeにアップするよ。じゃあ、またね!

 


桜満開の日本平 久能山東照宮


2017年4月14日

今日は静岡市にある日本平と久能山東照宮に遊びに来たよ。

まずはネットで調べて桜「満開」になっていた日本平から。8時前に到着したのでまだ人がほとんどいない状態。ロープウェイ乗り場への道はまだ閉鎖されているので、手前の山頂前の駐車場に車を停めたよ。わー、桜がいっぱい咲いているね。

さあ、早く行こうよー。家来をリードする私。駐車場はまだガラガラ。

ここが山頂・展望台への入り口。とりあえず山頂めざしお散歩だよー。

入ってすぐのところにあるハーブ園。私が好きな雰囲気。ここで早速休憩だよ。

山頂までのコースを寄り道しながらお散歩だよ。

まだ人気が少なく、ワンちゃんのお散歩とたまに遭遇するぐらい。

少し歩いたので、またここで休憩。向こうに見える桜も綺麗だね。

途中にあった「赤い靴はいてた女の子」の像。山下公園でも見たことあるね。

手前にある説明を読むとモデルとなった「女の子」の運命が歌詞から思い浮かべたものよりずっと悲しいことがわかりました。そんな物語に思いを馳せる私だよ。

知らなかった方のためにその説明文を掲載しておくことにします。

山頂付近には電波塔があるよ。

そしてまた休憩。このあたり、周りは急な崖になっているね。私が落ちたら大変と家来はヒヤヒヤしてるよ。

ここで、何故か方向転換して、いったん下に降りて東側の展望台に向かいます。あまり駐車場から離れるとちょっと不安になっちゃうからね。

東側の展望台からは駿河湾や遠くに伊豆半島がよく見えるよ。近くに伸びるのは三保の松原かな?

展望台でも一休み。

今度は家来に抱っこされて山頂の展望台までやって来たよ。天気がよかったので期待したんだけど富士山は霞でかろうじてわかるぐらい。富士山を背景に写真を撮りたかったので残念!

でも、私は富士山より色々なところの探検の方がいいな。展望台の奥の方にあった一角を探検したよ。

山頂を反対側に下るとロープウェイ乗り場になります。このあとロープウェイに乗って久能山にいく予定だよ。でも、時間はたっぷりあるので私はちょっと歩いては休憩の繰り返し。家来も付き合ってくれてるよ。

ロープウェイの駅にやって来たよ。顔出しのところで記念写真。ペット用の顔出しもあればいいのにね。

 

これが私の乗るロープウェイ。

ロープウェイに乗るのにはケースに入らないといけないんだよ。でもペットは無料だよ。(家来は往復で1,100円)

久能山めざして出発。約5分間の空中遊覧だそうです。

搭乗中のちょっと緊張した顔の記念写真だよ。

ロープウェイから見下ろした海岸の風景。

久能山東照宮に到着。ここで記念撮影。

参拝の前にちょっと下の方を歩いて見ます。(奥に見えるのが入り口)

表参道の石段を少し下ってみました。下の様子がだんだんよく見えるね。結局、「一の門」というところまで降りて、戻って来ました。

途中にあった建物。旧博物館のようです。現在の博物館はこの上の所にもっと大きく立派なものになっているよ。

さあ、いよいよ境内に入るよ。楼門に登る階段の前で記念撮影。ペットは中を歩くこともできるんだけど今のところはバッグに入っているよ。

楼門のところで記念撮影。

楼門を入ったところでバッグから出たよ。ここは入って右手にある稲荷神社の敷地の端だよ。

奥に見えるのが稲荷神社。石垣のひんやり感が心地いいのでここでしばらく休憩だよ。

これが全景だよ。

唐門を見上げたところ。ここは通ることができません。

神楽殿。

神楽殿の周りに展示してあったプラモデルのショーケース。静岡市でプラモデル産業が栄えたのは、この東照宮を作るために全国から職人さんを集めた歴史があることを勉強しました。

神楽殿前の石段を上った所にある日枝神社。

家来がおまいりしているスキに下に降りちゃった。

御社殿には日枝神社のある東側から入ります。ここが拝殿です。家来が代表して参拝しました。

唐門を内側から見たところ。

その唐門の隣でちょっと休憩。賑やかすぎるから私はここでいいよ。

御社殿を抜けて次に神廟(家康公のお墓)をめざします。

神廟に続く道。石灯籠が並びます。

これが神廟です。

家康公の命令で西向きに建てられていると書いてあります。

石段の前には有名な「遺訓」(人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし・・)が掲示されていました。家来も私を背負っていろんな所に行くしね・・・。

神廟の脇にある「金のなる木」。

説明は省略するので知らない人は調べてね。

家康公の霊気を感じながら、ここでしばらく休憩することにしたよ。

神廟を後にし、ここから戻ることにします。

神廟から降りる石段の横でお昼寝。ここまでいっぱい歩いたりして結構疲れちゃったからね。家来はやることがないのであたりをうろうろしていたよ。

ぐっすり眠ったので、さあ再出発だよ。帰りも探検しながら進みます。

ここは唐門の下にある五重の塔の跡地だそうです。

このソテツは駿府城から移植されたものだそうです。

帰りも稲荷神社のあたりを再び探検。

楼門を下りたところで最後の休憩。溝があると休みたくなっちゃうんだよ。

久能山東照宮を後にロープウェイで日本平に戻ります。

ロープウェイを降りたところの展望コーナー。やっぱり桜が綺麗だね。家来はこの後駅を出たところで黒はんぺんのフライ(100円)を食べたけどとても美味し買った言ってたよ。

再び山頂の展望台に来たけど、やっぱり富士山はよく見えないね。

また途中、休憩しながら下に向かいます。

最初に寄った入り口の所のハーブ園だよ。

やっと駐車場のところまで戻ってきたよ。生垣の匂いを嗅いで名残を惜しんでいるところだよ。またいつか遊びに来たいね。

今日は日帰りなので、これからお家に向かいます。楽しかった分だけ疲れちゃったね。私はぐっすり眠っていくから、家来は安全運転頼んだよ。

 

 


鞍馬寺 貴船神社


2017年2月1日

鞍馬寺

リリちゃん久しぶりの遠出だよ。今日は京都の鞍馬寺に来たよ。2月の平日でしかも朝8時だからなのかな?鞍馬寺前は人がまばらで車も簡単に停められました。広大な駐車場がある大型観光スポットのイメージだったんだけど、思いの外こじんまりとしてるねというのが第一印象。まずは登り口のところで記念撮影。今日は山登り必至なのでカートじゃなくてご覧のとおりバッグに入って出発だよ。カイロを挟んだ毛布を敷いてあるのでバッグはポカポカ床暖装備だよ。

(【ご注意】以降文中の歴史等にかかわる記述は家来のあてにならない知識をもとにしているのでちゃんとした資料で確認して下さいね。)

山門(仁王門)です。ここが入り口(料金所)になります。猫ちゃんの入場もOKだよ。(もちろん建物の中はダメでケーブル乗車もダメだそうです)

門を入ったところから石段がはじまります。最近京都地方の大雪のニュースを見たので、もっと雪がいっぱいかなって思っていたけど、階段部分はほとんど溶けています。これなら私も歩きやすいかな。

ここは石段を上ったところにある普明殿という建物です。私達は入らなかったけケーブルはここから乗るみたいです。

歩いて登る覚悟を決めてこれから山の上にある本殿を目指します。通っていく「九十九折参道」という参道は、清少納言が 「遠きて近きもの、くらまのつづらをりといふ道」とかつて書いたという道らしいです。家来の足にはきついかな?少し進むと道の右側に「放生池」という池が見えてきます。放生池は捕らえた魚などの生き物を逃がすためのものだそうで固有名詞じゃないらしいよ。

池から少し上ると吉鞍稲荷社がありました。このあとでもそうだけど鞍馬寺はお寺なのに神社や祠がたくさんあったよ。さて私もそろそろ散歩しようかな。

吉鞍稲荷社からしばらく歩くと由岐神社に着きます。大きな杉の横の石段を上ることにします。

由岐神社の拝殿に到着しました。有名な「鞍馬の火祭」はこの神社のお祭りだそうです。ケーブルに乗れなかったかわりに、いろいろな名所名籍に立ち寄れるので歩きでよかったなと思いました。

バッグから出て私も歩くことにしました。こういう山の中の一本道を歩くのは得意だよ。

家来「リリちゃーん、リードの紐が取手にからまってるから、ちょっと待ってね。」私「平気、平気。」とぐんぐん進みます。

だんだん高いところまで上ってきて麓が小さく見えるようになったよ。

ここが「中門」です。「中門」ていうぐらいだから本殿まであと半分ぐらいのとこまで登ったのかな?

「中門」をくぐってからさらに登ります。家来はすでにバテ気味。ちゃんとついてきてね。

ここはケーブルの「多宝塔駅」からの道に合流するところ。「多宝塔」にも行ってみようかなとは思ったけど、まあ帰りでもいいかなって思ってやめておきました。(結局、ここには帰ってこなかったんだけどね)

分岐点を後にして本殿めざして山道をさらにのぼり、とうとう長い石段の下に到着したよ。この上が本殿かな?(右に見える建物は「転法輪堂」)

長い石段を休み休み上り、やっと本殿の前に到着。家来が手水舎でお清めをします。冷たそうだから私は遠慮しておくね。家来は私の分まで身を清めてね。

ここが「本殿金堂」です。季節と時間のせいか、ほとんど人がいなくてちょっとさびしいくらいだったよ。ということで大胆に記念撮影。

本殿の敷地からは周りの景色がよく見えます。見晴らしは最高だよ。

本殿の右側にある「閼伽井護法善神社」です。水の神様をお祀りしてるそうです。

本殿の左側には本坊(「金剛寿命院」)があります。

本坊の右側に奥の院に続くという石段がありました。博物館もあるらしいのでここを上っていくことにします。

残念、「霊宝殿」(鞍馬山博物館)は冬季中休館でした。

「霊宝殿」(鞍馬山博物館)の向かいにある、移築された与謝野晶子の書斎「冬柏亭」です。何故ここにあるのか気になる方は他の資料で調べてね。(やや複雑な経緯があるみたい)

この門から先が奥の院に続く山道です。「熊さんが出た」っていう注意書きがあるけど、熊さんたち今は多分冬眠中じゃないかな?それに私だったら熊さんに負けないしー。家来と相談の結果この先まで歩いていくことになったよ。

山道を少し進んだところにある史跡「息つぎの水」。牛若丸が途中で息つぎのために飲んだ場所だとのこと。家来もここでお水を飲んだよ。

山道が険しくなってきました。でも歩く場所に雪が残っていないのが家来にとって救いです。ここから私はずっとバッグの中。前がよく見えるのでカートに乗っているのとそんなに変わりないよ。バッグを下げて歩く家来は大変みたいだけどね。

屏風坂の地蔵堂。

 ここが史跡「背比べ石」。牛若丸が鞍馬を出て平泉に向かうとき名残を惜しんで背比べをした石だそうです。この石と同じくらいの身長だったってこと?
 「木の根道」という道に分岐するところにきました。一旦本道からそれるけど、この道を行くと大杉権現社に出て、そのあとまた本道と合流すると書いてあります。この道を進むことにするよ。
 雪が残っているけど、木の根が滑り止めの役割をするので思ったより歩きやすいって家来が言ってるよ。やがて進んだ先に「大杉権現社」が見えてきました。
 大杉権現社を見た後、木の根道をさらに進むと、ふたたび奥の院参道の本道に合流します。そこから先に進むと「不動堂」が見えてきました。
 ここが「不動堂」だよ。中に最澄が彫った不動明王があるとのこと。
 そこから少し行って上ったところにあるのが「義経堂」です。
 「義経堂」には奥州から帰ってきた義経の魂が「遮那王尊」として祀られているのだそうです。
 「義経堂」をあとにし、さらに進みます。そしてここが「魔王殿」。鞍馬寺の建物としてはここが最後のようです。この先をいくと貴船神社側からの入り口、西門に至るとのこと。「ここまで来たのだから」とこのまま貴船神社まで行くことに決めました。
 山道を貴船神社目指して歩きます。「魔王殿」を過ぎてからは急な下り坂が続きます。
 やっと下の方に道が見えてきました。鞍馬寺と同じように貴船神社も高いところにあると錯覚していた家来。山の上のルートから行けば、また下から登る苦労が省けるのではと甘い考えをもっていたようです。最初は同じ道を帰るつもりでしたが、急な登り坂を上らないといけないので、家来は途中からその考えを捨てたようです。
 ここが貴船神社側からの入り口。途中、鞍馬山方面に上っていく人とすれ違ったけど、「ここから登るのたいへんだよ〜。」そんなことを見越してかどうか、入り口にはお金をとる係の人はいなかったよ。

貴船神社

 さて、下の道に着いたところで今度は貴船神社を目指します。旅の出発時点では別々の目的地として考えていたんだけど、成り行きでこうなっちゃいました。
道の標識を見ると貴船神社は川沿いのこの道をしばらく行ったところにあるようです。ここもまだ人影は少ないみたいだね。
 しばらく行くと貴船神社、本宮への上り口に到着しました。
 鳥居の横の石碑のところで記念撮影だよ。
 本宮に行くにはこの石段を上る必要があります。でも、鞍馬寺にくらべたら全然たいしたことないと思うよ。でも、私はもうお散歩するのやめたよ。だってバッグの中のほうが楽ちんで暖かいんだもん。
 石段を上ると本宮の建物があります。グッドタイミングだね。神社に入ったらちょうど神事が始まるところだったよ。
 神事を真剣な目で見ている私。猫ちゃんだって神聖な行事だってことはわかるんだよ。ここは龍船閣という建物。一見、ただの休憩所みたいだけどね。
 この建物が本殿です。このあと家来とお参りしました。
 お参りをした後、上ってきたのと反対側の石段を降ります。降りたところにあった小さな橋で記念撮影。
 木船神社には本宮の他に結社(中宮)と奥宮があるようです。道を奥の方に進みそれらを目指します。
 奥宮にむかう道中では清冽な川の流れと雪景色とがあいまった素敵な景色が楽しめます。私もバッグから顔を出して楽しんだよ。
 途中、結社(中宮)の横を通り過ぎ、奥宮の近くまでやってきました。これは奥宮の手前にあった樹齢千年の「相生の大杉」です。
 ここからが奥宮です。雪がかなり残っていて歩くのがちょっと大変そうだよ。
 「つつみケ岩」。とくに言われはないらしいです。
 奥宮の「神門」です。
 本殿、拝殿があるところまでやってきてお詣りしました。写真は拝殿を後ろから見たところだよ。本殿の写真は家来が撮り忘れました。
 これは「船形石」。航海安全の石だそうです。
 奥宮詣りを終え、元きた方向に戻ります。ここが途中にある「結社(中宮)」の下です。ここに行かなかったのは、家来がもう石段をのぼりたくないっていったから。情けないね。
 これから帰路につくことにします。最初はタクシーになるかなって思ったんだけど、どうやらバス停や鉄道もそう遠くなさそうなので家来の健康のために歩くことにします。そもそもタクシー停まってないし。
 貴船川に沿ったこの道、途中に見どころもあるようです。なにより雪景色がきれいだよ。川の向こうにあるのが「烏帽子岩」。茅ヶ崎のとかかなりスケールがちがうし、そもそも形からきた名前じゃないみたいだけどね。
 ここはホタルの名所だそうだよ。またいつかその頃に来られるといいな。でも家来は蚊が苦手だからな…。
 そして無事に叡山電車の貴船口駅に到着。わりと何もないところにポツンとあるというのが印象だよ。ここから電車に乗って車の置いてある鞍馬方面に戻ることにします。
 ホームで電車の到着を待ちます。電車に乗るのは一昨年の冬の京都の地下鉄以来かな?ちょっとドキドキ。
 電車は空いていたので余裕で座れたよ。鞍馬駅へは一駅だけだけど冬の車窓を楽しんだよ。
 そして、あっという間に鞍馬に到着。
 鞍馬駅前の天狗さん。雪でお鼻が折れたのはテレビで見たので知ってたよ。それを見たのが今回の旅のヒントでもあったんだけどね。お鼻のない天狗さんは希少価値なのでしっかり記念撮影。でも早く治療が終わるといいね。
 これが鞍馬駅の全景。このあと駅前のお店で家来はニシンそばを食べ、そして京都への日帰りの旅の帰路につきました。じゃあまたね。

哲学の道 銀閣寺 円山公園


2015年12月6日

京都1泊の旅、2日目です。ホテルをチェックアウトし車を岡崎公園の駐車場に停め、その足で平安神宮にやってきました。入り口までは来たことがあるのですが、砂利道のためにカートで近づくのはちょと大変で、中には入っていません。今日は家来が頑張って(車輪が抵抗にならないよう持ち上げながら前進)門の中に入ることができました。まだ、ひと気が少ない平安神宮で記念撮影。
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伏見稲荷大社 宇治平等院 先斗町 鴨川


2015年12月5日

京都1泊の旅にやってきました。今回は中心地から少し離れた伏見稲荷大社などに行くことにします。今晩の宿、四条河原にあるホテルの近くに車を停め、地下鉄に乗って京都駅までやってきました。京都で地下鉄に乗るのはこれが初めてです。伏見稲荷にはJR奈良線で行くことになります。
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昇仙峡


2015年11月22日

紅葉シーズン真っ盛り。今日は有名な景勝地、山梨県の昇仙峡にやってきました。荒川沿いの駐車場(無料)に車を停め、北側の橋を渡った後、ロープウェイ乗り場の前の道を南に歩きます。川沿いの道を進んでいくと右側に「仙娥滝(せんがたき)入口」という看板の小道があり、両側にはお土産もの屋さんが並んでいます。この道に入っていきます。入ってすぐのところに小さな広場があったので私は家来の背中から降りて探検のウォーンミングアップをしました。今日はカート無しなので私も張り切って歩きます。IMG_3178

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佐久島


2015年11月1日

愛知県の三河湾に浮かぶ小さな島、佐久島にやってきました。先週「三河の小京都」と呼ばれる西尾市を訪ねましたが、佐久島は西尾市に属しています。西尾市の観光案内マップに佐久島のことが紹介されていて、それがきっかけで今日の目的地に決めました。一色漁港という港にある「一色さかなセンター」の駐車場に車を停め、近くの船乗り場から島に渡る船に乗りました。船は魚釣りの人でいっぱいでした。
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